アミン・アッバス

日本食レストランYakitateが、アラブ首長国連邦のドバイにオープン。様々なケーキ、ペストリー、料理のメニューで来店客に独特な日本のカフェ体験を提供する。

Yakitateのオーナー、アーメド・ミルザ氏がアラブニュース・ジャパンの取材に応じ、レストランの創業や、その過程で直面した課題について語っている。

「Yakitateは2015年にアラブ首長国連邦のドバイに最初の店舗を出店し創業した。その後2018年に2番目の店舗を出店し事業を拡張した。主なコンセプトは、Yakitakeという店名どおりの焼きたてパンとペストリー、そしてそれと併せて提供される日本人料理長が考案し発展させた創作日本料理だ」と、ミルザ氏は述べた。

「主な課題は中東で日本食のコンセプトをどのように紹介するかだったが、これはドバイに住む人々やドバイに訪れる人々の多様性によって成功した。またこのコンセプトはとても人気となり、誰もが好感を持てるものになった」と、ミルザ氏は付け加えた。

創業以来、レストランは一般の人々から前向きなフィードバックを受けてきた。これは、Yakitateのすべてのソーシャルメディアプラットフォームの評価スコアを見れば明らかだ。

Yakitakeが他の日本食レストランと違う点は、他の日本食レストランよりもリーズナブルな価格のメニューで様々な商品を幅広く選択できることなどがある。

「Yakitakeが他の日本食レストランやカフェと違う理由はたくさんある。基本的に、他のレストランではめったに見られない多種多様な料理や飲み物、ペストリーがあり、また高額な食材を使用しながらもメニューはすべて手頃な価格に抑えてある」と、ミルザ氏は述べた。

ミルザ氏によれば、Yakitakeは近い将来、全体に店舗数を増やす計画であり、2022年の初めまでに何店舗か完成させたいと願っている。

日本食や日本のデザートの作り方を学びたいと思っている人へのアドバイスとして、ミルザ氏はこう述べている。「日本食レストランを開くことは大変だが、まず第一に日本文化、特に世界最高品質の料理の1つと見なされている日本食文化に対する情熱を持つ必要がある」