

ダイアナ・ファラー
ドバイ:クレイ・ドバイ(CLAY Dubai)は、ドバイの飲食業界に登場した最新の日本食フュージョンレストランだ。ペルーと日本の味覚をフュージョンさせ、客が驚くような方法で2つの文化を見事に融合させている。
同店の料理長ホルビ・ワチョ氏は、アラブニュースジャパンに対し、主にペルーの風味を用いつつ、日本の技術や味付けでダイニング体験を盛り上げていると語った。
ワチョ氏は、クレイの料理構成について説明しつつ、「私は多くの日本のシェフやレストランと仕事をする機会に恵まれ、日本料理とは何かということを彼らから教わりました」と語ってくれた。
新しい技術を学び、それを調理場で探求することによって、毎年調理場が変化していくのだと言う。
今年開店したクレイ・ドバイでは、6月28日から7月5日まで「セビチェの日」を開催している。出来たてのセビチェ3種など、本物の日本の味が楽しめる限定メニューが用意されている。
まず、「デ・エスキーナ」は、新鮮なタコとマグロにペルーの風味豊かなオイルをかけ、イカのから揚げ、ピリッとした海苔、スイートポテト、そして仕上げにカリカリの海苔煎餅を添えた一品だ。
「鰺&コーン」は、高級真鯛、スパイシーなロコトアジのエマルジョン、スモーキーなコーン・ア・ラ・ロバタ、キウイチャクラッカー、フェイククシュロキャビアを含み、刻んだディルの葉をそれに載せて、黒アジオイルを一振りした料理だ。
三品目のセビーチェは、アマゾンへのオマージュで、パッションカムカムソースとパンカアジオイルをかけた生鮭に、キャッサバ、バナナクラッカー、ミントのエマルジョン、ミントオイルをブレンドし、バナナグリーンパウダーをまぶしてトッピングしたものだ。
このペルーと日本のフュージョンレストランは、世界最大の観覧車ドバイ・アイ(アイン・ドバイ)の真下に立地している。