
リヤド:リヤドのバンバンでは、12月1日木曜日に中東最大の音楽祭が開催され、数千人規模の音楽ファンが押し寄せた。
「MDLBEAST SOUNDSTORM 2022」は、12月1日から3日の3日間で10万人以上の来場者を見込んでおり、初日の午後4時から午前3時30分まで公演が行われる予定となっている。
バンバンでの260時間以上のライブが約束されているSOUNDSTORMは、今年もEDM、ヒップホップ、R&B、インディーズ音楽など、様々なジャンルの音楽をお届けする。
イベントでは、約200組のアーティストがビッグ・ビースト、ダウン・ビースト、ダンス・ビースト、そして4つのアンダーグラウンドステージという7つのステージに登場する予定となっている。
初日は、地元、国内、海外のさまざまなジャンルのアーティストが登場し、それぞれが爽快で衝撃的なパフォーマンスを披露し、1時間ごとに5人のミュージシャンが演奏する大音量のフェスティバルが幕を開けた。
サウジアラビアの女性DJコズミキャット、ブラジルのDJシャーク、DJスネーク、ハードウェル、Acraze、そして地元のVoidkid、Gehlen、Dish Dashがファンのために演奏を始め、夜になって音量が大きくなると有名人のTiesto & Zeddがステージの中央に立って観客を沸かせた。
アメリカのラッパー、ポスト・マローンがビッグ・ビーストのステージに登場し、代表曲を演奏した。
イギリスの歌手マイケル・キワヌカも登場し、『Cold Little Heart』を歌いハイライトを演出した。
アブドゥルモフセン・ビン・ハミッドさん(24歳)は、アラブニュースに次のように語った。「何年も彼の音楽を聴いてきて、ついに私の愛するサウジアラビアで初めてポスト・マローンのパフォーマンスを見ることができるなんて、信じられません」
「彼のデビュー曲、『White Iverson』がお気に入りだったことを思い出します」
イベントにVIPパスで参加したビン・ハミッドさんは、組織や来場者の体験が大幅に向上していることを実感したという。
「SOUNDSTORM 2022」では、100店舗を超える飲食店が出店し、参加者たちにより素晴らしいフェスティバルを体験してもらうことを目指している。
初日は、ミリアム・ファリス、マジッド・アル・ムハンディス、モディ・アル・シャムラニ、ラッパーのモアヤド・アル・ネファイが出演し、アラブ音楽の愛好家もお気に入りの音楽を聴くことができた。
SOUNDSTORMは2019年の誕生以来、急成長を遂げ、今やファンや国内外のスターたちの音楽活動のスケジュールに欠かせない存在となっている。