





ダイアナ・ファラー
ドバイ:12月13日、日本青果物輸出促進協議会主催で日本産青果物の試食会がドバイで開催された。
人気の本格的日本食レストラン「TOMO」で行われたこの試食会は、日本の果物製品の新鮮さをアピールすることがねらいだ。クラウンメロン、イチゴ、ブドウからサツマイモ、レモン、柿まで、複数の青果会社・団体が新鮮な商品を紹介した。
日本青果物輸出促進協議会は、日本産の青果物やその加工品の輸出に関する情報を収集し、提供する。
需要が世界的に徐々に拡大していることと、また日本とアラビア湾岸諸国の外交関係樹立50周年を記念し、同協議会は、アラブ首長国連邦でこれらの製品のプロモーションを展開した。
試食会が始まる前に、日本の代表者らが試食会の趣旨を知ってもらうため、それぞれの果物について短いプレゼンテーションを行った。
まず、日本のクラウンメロンの生産者が、「日本の果物の王様」と呼ばれ、季節を問わず一年中楽しめるクラウンメロンについて詳しく説明した。
続いて、大分青果の生産者が、梨、ぶどう、みかんを並べながら、商品の栽培方法を説明した。
株式会社サムライサミットは、日本だけでなく世界でも人気の高いサツマイモを生産している。また、新鮮なイチゴを生産していることでも知られている。
また、長野の秀果園の代表者は、後で試食するぶどう、柿、ぶどうジュースについて説明した。
日本のレモンの生産量の約60%を占めるという広島レモンの生産者は、ジュース工場の情報を提供。レモンは防腐剤を一切使用していないため、皮まで安心して食べられるという。
最後に、栗やかぼちゃ、いちごで人気の北海道のヒロファームの代表者が、農地に建てたソーラーパネルの営農型太陽光発電によるサステナビリティについて説明した。
イベントには、磯俣秋男アラブ首長国連邦大使、関口昇ドバイ総領事など約100名が出席した.
磯俣大使は、ドバイで日本製品を紹介し、さらに日本の文化や農産物の普及に貢献できることに感謝の意を表した。
また、このイベントでは、大坪美保子氏による日本舞踊が披露された。