


アル・ウラー:地域初の女性限定ナビゲーター同乗ラリーであるラリー・ジャミールは8日、ドラマチックなアル・ウラーのエレファントロックを背景に、その第2回大会が開幕した。
国際女性デーに、25か国からドライバーとコ・ドライバーを含む82名の選手が、5日間で1,600kmの厳しい砂漠地帯を走るレースに乗り出した。
アル・ウラーを出発し、ハーイルを経由してカシームに到着する旅の中で、地元の文化や歴史について知識を深めながら、正確な運転とナビゲーションのスキルが試されることになる。
サウジアラビアの参加者で第1回大会3位のMaha Al-Hamaliは、「国際女性デーに、世界中の女性の仲間たちと共に、このすばらしい旅に再び挑戦できることをうれしく思います」と言う。
「このラリーは、女性には新しい挑戦に臨む勇気と意欲があることを証明するもので、特にサウジアラビアの女性は最近になって運転を始め、今ではラリー・ジャミールでも強い存在感を放っています。参加者全員の幸運を祈るとともに、この美しい旅に一緒に挑みましょう」
今年は企業の支援も増え、より多数のチームに対するサポートが実現した。これよってラリーが新しいドライバーやナビゲーターを育成し、将来の競技に備え、民間企業がモータースポーツに参入する新しい機会が生まれる。
アブドゥル・ラティフ・ジャミールモータースのマーケティングコミュニケーション担当マネージングディレクターであるMunir Khoja氏は、ラリー・ジャミールの成功に喜びを表した。
「このすばらしい冒険を準備する中で、参加者の関心の高さに圧倒されています。初回開催時には15か国のドライバーとそのコ・ドライバーから成る68名の参加者がありました。本日は、予想を上回る25か国82名の参加者が集まりました」
「さらに重要なことは、女性の地位向上を目指すサウジアラビアのビジョンを支援する当社の取り組みが、感動的なかたちで証明されたことです」と加えた。
オーストラリアから参加するサリー・ケイは、次のように言う。「ラリーに参加できることをとてもうれしく思っていますし、アル・ウラーは、まさに息をのむような美しさです。ラリーの第2回大会に参加しているすばらしい女性たちに出会い、国際女性デーにこの場をお借りして、すべての女性に、自分らしく、ベストを尽くし、前進し続けることを伝えたいと思います」
「このエキサイティングな女性限定ラリーに招待してくださった主催者に感謝します。サウジアラビアは今回で4回目ですが、大好きです」