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Facebook、ウィルスに関する間違った情報のオンラインでの拡散と闘う

虫眼鏡を通したモニター画面上のFacebookホームページの写真(Shutterstock)
虫眼鏡を通したモニター画面上のFacebookホームページの写真(Shutterstock)
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01 Feb 2020 07:02:53 GMT9
01 Feb 2020 07:02:53 GMT9

現在起こっているコロナウイルスの大流行に関する偽の主張がオンラインで広がっている中、Facebookはこのウィルスに関する間違った情報や有害な可能性のあるコンテンツを制限することに取り組んでいると言う。

Facebookの健康部門でトップを務めるカンシン・ジンは、このソーシャルメディア プラットフォームが保険当局の警告してきたウィルスに関する偽の主張や陰謀説を含む投稿の削除を開始すると発表した。

同社は人々が治療を受けるのを妨げる投稿や、治療に関して危険な可能性のある主張をする投稿に焦点を絞ると述べた。

また同社は、第三者の事実確認調査員によって誤りであることが証明された投稿の拡散も制限し、投稿を共有したユーザーに対しては通知を送る。

Facebookでウィルスに関する情報を検索するユーザーや、Instagramで所定の関連ハッシュタグをクリックするユーザーには、ポップアップ ウィンドウでウィルスに関する信頼性の高い情報を提供する。さらに、世界保健機関のガイダンスに基づいて、大流行に関する情報がFacebookユーザーのニュースフィードの最上部に表示される。

「Instagramで間違った情報を拡散するために使われるハッシュタグもブロックまたは制限するつもりです。できる限り多くのコンテンツを見つけて削除するために、積極的な一掃作戦を実施しています」と、ジンは投稿の中で述べた。「それらの措置のすべてが完全に実施されているわけではありません。プラットフォーム全体に本格展開するには少し時間がかかります」


大流行が始まって以来、ウィルスに関して誤解を招く多くの主張や作り話がオンラインに流されてきた。

それらの中には、ウィルスは研究室で作成されたもので、すでにワクチンが製造されているとする陰謀説や、感染者や死者の数の極端な誇張、および害を及ぼす可能性のある偽の治療法に関する主張などが含まれる。

金曜に発表された数字によれば、コロナウイルスはこれまでに世界中で9,800人以上の感染者を出している。中国では213人ほどの死者が出ており、その大部分が湖北省の中心部に集中している。

金曜には日本やタイ、シンガポール、台湾、ドイツでも感染例の数が増え、一方でロシアやイタリア、英国では初めての感染例が報告された。

米国では木曜、初めての人から人へのウィルス感染例がシカゴで発表された。

他のインターネット企業は、この病気に関する誤った情報の流れを食い止めるための自らの取り組みをすでに発表している。

Twitterは現在、コロナウイルスに関する情報を検索するユーザーに対し、米国疾病予防管理センターのコロナウイルスに関するウェブサイトへのリンクを示している。

一方でYouTubeとGoogleは、ウィルスに関する信頼できる情報を検索結果の最上部に優先表示しているという。

またGoogleは水曜、ウィルスに関する情報を検索するユーザーに対して画面の最上部に「SOSアラート」を表示し、世界保健機関のウィルス大流行に関する参考情報へのリンクを提示することも発表した。

AP

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