
サッカーのドイツ1部リーグ、アイントラハト・フランクフルトに所属する元日本代表主将の長谷部誠(39)が21日、東京都内で記者会見し、来季も現役を続行することを明らかにした。
昨年2月に2027年まで契約を延長した際、選手として合意したのは今季までで、来季以降の去就は一任されていた。「一番はプレーすることが楽しい。楽しさと、よりもっと成長したい、うまくなりたいのが全て」と理由を語った。引退後もコーチングスタッフとして残る契約も1年延ばした。
J1浦和から08年にウォルフスブルクに移籍し、一貫してドイツでプレー。ニュルンベルクを経て14年からEフランクフルトに在籍。強化責任者のクレーシェ氏は会見で「若い選手に刺激を与えたり、サポートしたりとピッチ以外の部分でも貢献してもらっている」と信頼を述べた。
クラブは長谷部に敬意を示し、シーズン中に日本で会見を実施。長谷部の地元、静岡県藤枝市に中学年代を対象としたクラブのアカデミーを開設することも発表した。
時事通信