
ドバイ:ラマダン期間中は人間としての価値について思いを巡らせる時であり、そうした価値の一つに「許す」という行為がある。許すことが苦手な大人が多い一方、子どもたちは許すことが格段に上手であり、遊びを通してそれを行うことが多い。
大人は問題を実際よりも大きく捉えがちだが、子どもは許して前に進む能力を自然と備えている。「遊ぼう」と声をかけるだけでつながりを取り戻し、友情を再構築できることも多い。
レゴ® ミドルイーストでは子どもの目を通してラマダンを捉え、仲違いした人や、疎遠になった人たちと再度つながるきっかけとして橋を架けることを呼びかけている。
LEGO MEAのマーケティング責任者であるウルスラ・ビーゲンスカ氏は次のように語る。「レゴグループにおいて子どもたちはロールモデルであり、私たちは幼い心がどのように世界を見てどのように接しているかに常に畏敬の念を抱いています。子どもならではの視点を積極的に取り入れようとしているのです」
「今年は、「Building Bridges(橋をかけよう)」という呼びかけを通じて、再度子どもの視点からラマダンを捉えたいと考えています。
私たちはすべての大人に対して、家族や友人たちとつながりを持ち、絆を再確認することを遊び心のある方法で後押ししたいと考えました。人間関係の破綻は残念ながらほとんどの人が体験する現実です。
希薄になった関係を取り戻すのは気が遠くなるほどではないにしても難しいものです。
しかし、相手に声をかけ、つながりを求めることが前へ進む方法であることを子どもは本能的に知っています。
一緒に遊ぶことを考えるだけで、こじれた関係を修復することができるのです。
「ラマダン期間中、レゴ公式ストアの店頭では皆さんがご家族揃って自分たちの橋を架けることを歓迎します。 AFOL(大人のレゴファン)、子どもたち、そしてその親御さんたちが、取り戻した絆の象徴として楽しみながらラマダン・ブリッジを作る姿を目に出来ることを期待しています」
「 子どもの目を通してラマダンを捉えることで、人との絆がいかに大切か、そして人間関係を大切にするべきかを心温まる形で認識することができます。この赦しの月にはお互いの違いは脇に置いて、大切な人たちと橋を架けることを呼びかけています」