• 21人の選手団が19日にフランスへ向けて出発
• 22カ国から250人の選手たちが、4月22日から24日にかけて行われる大会に参加する

アブダビ：UAEの柔術代表チーム（男子12名、女子9名）が、22日から始まるグランプリ・パリ・オープン2023に出場する。

国際柔術連盟が主催する同大会は4月22日から24日にかけてパリで行われ、22カ国から男女合わせて250人以上の選手が参加する。UAE代表チームは19日にフランスの首都パリに向けて出発する。

ここ最近の代表チームの選手たちは、アブダビで開催された柔術プレジデントカップにて各クラブで素晴らしい結果を残しており、その勢いに乗ってフランスでの大会に臨めるだろう。

UAE柔術連盟の技術部門ディレクターを務めるムバラク・アル・メンハリ氏は、次のように話す。「代表チームは、欧州および世界での成功を維持するための取り組みの一環として、また今後の大会、特に柔術世界大会と中国で行われるアジア競技大会への準備の強度を上げていくために、パリ・グランプリをはじめとする大会への参加を熱望しています。」

「このような大会への参加は、選手たちの調整度合いを測ったり世界トップクラスのスター選手と試合をする機会を得られたりと、代表チームに様々な恩恵をもたらします。代表チームは、男女合わせて21名の経験豊富な選手、若い新進気鋭の選手たちで構成されており、大半の選手に主要大会での優勝経験があります。これにより、選手たちが表彰台に上がれるチャンスは高まるでしょう」アル・メンハリ氏はそう付け加える。

代表チームでコーチを務めるラモン・レモス氏は、「私たちはさらに改善可能な部分にフォーカスしつつ、この大会に可能な限り最善の形でチームを送り込めるよう、熱心に準備を進めてきました」と話す。

「選手たちは並外れた献身によりベストを尽くしてきたので、彼ら自身そしてUAEの柔術コミュニティにふさわしい成績を残すためにすべてを出し尽くしてくれると私たちは自信を持っています」とレモス氏は話す。「私たちは大きな熱意を持ってこの期待のかかる大会を待ち望んでいますし、史上最多のメダル獲得数達成に向けて熱を高めています」

「アジア選手権でのチームのパフォーマンスについては楽観的に見ています。この大会は特に全階級に世界トップクラスの選手たちが参加するため、経験豊富で十分な能力のある我々の代表選手たちにとっては重要なテストという意味もあります」レモス氏はそう話す。

「この大会で勝つことは、柔術国際連盟によって承認されているUAEの等級を上げるための重要なステップです。この等級が高い国の代表チームは、世界選手権での組み合わせ抽選や日程面で比較的優位に立つことができます」とレモス氏は付け加えた。

UAE代表男子チーム：テヤブ・アルヌアイミ（56 kg）、オマール・アルスワイディ（56 kg）、ハレド・アルシェフニ（62 kg）、モハメド・アルスワイディ（69 kg）スルタン・ジャブル（69 kg）、スルタン・ハサーン（69 kg）、マフディ・アラウラキ（77 kg）、ファラジ・アラウラキ（77 kg）、サイード・アルクバイシ（85 kg）、ファイサル・アルケトビ（85 kg）、アブドゥラ・アルクバイシ（94 kg）、アマール・アルホサニ（94 kg）、ハッザ・ファルハン（94 kg）。

UAE女子代表チーム：バルキース・アブドゥルカリム（45 kg）、アイシャ・アル・シャムシ（45 kg）、ハムダ・アルシュケイリ（48 kg）、サラ・シャムス・アルハマディ（48 kg）、ヘッサ・アルシャムシ（52 kg）、アスマ・アルホサニ（52 kg）、シャムサ・アル・アメリ（52 kg）、ハヤ・アルジフーリ（63 kg）、シャンマ・アルカルバニ（63 kg）。