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外務省は今週月曜日、日本国パスポートを、浮世絵の巨匠である葛飾北斎の木版画を取り入れたデザインに切り替えると発表した。
ジャパンタイムズによると、新パスポートの査証ページには、偽造防止策として「神奈川沖浪裏」や「富嶽三十六景」の図柄が印刷される。
[caption id="attachment_9008" align="alignnone" width="676"]火曜日以降にパスポートを申請した日本国民は、新しいデザインのパスポートを受け取ることになる。
ジャパンタイムズによると、5年用のパスポートには北斎の16作品、10年用パスポートには24作品が印刷されている。
パスポートの表紙および裏表紙に変更はないが、ICチップの機能が向上したことにより、パスポート所有者の情報がより安全に守られるようになった。
茂木敏充外務大臣は、水曜日、旧姓の現在の表記を改め、旧姓と現在の姓が両方とも明記される様式に変更する方針を発表した。
記者会見において、茂木外務大臣は「かっこで囲む現在の表記では分からない」と述べた。
外務省は、「旧姓」という文言を追加するなど、現在の表記を見直す選択肢を検討しており、今年後半以降に実施したい意向を示している。
茂木外務大臣は、外務省は戸籍謄本の確認だけで旧姓併記が可能になるよう検討している、とも述べた。
日本政府はまた、「神奈川沖浪裏」を2024年より使用される新千円札の図柄に採用しており、裏面には医学博士の北里柴三郎(1853~1931年)の肖像が描かれる。
*JIJI Press