アミン・アッバス

ドバイ：さまざまなメディアやエンタメコンテンツのキャラクターを模ったポップカルチャー製品の販売を行う、消費者向けポップカルチャー製品企業のFunkoが、日本のマンガ『ONE PIECE』の最新Funko POPコレクションを中東で発売した。

入手可能となるFunkoの新しい「ONE PIECE POP！ビニール」フィギュアシリーズは以下の通り。ヤマトPOP！フィギュア、ユースタス・キッドPOP！フィギュア、クロコダイルPOP！フィギュア、カイドウPOP！フィギュア、ジンベエPOP！フィギュア、エースPOP！フィギュア、スネイクマンルフィPOP！フィギュア。

MENA地域におけるFunko公式販売店Monkey Distributionの代表者がアラブニュース・ジャパンに話してくれた。「ONE PIECEは中東で大人気のアニメです。ファンの献身によって、ファンが愛するキャラクターに命を吹き込むことへの高いモチベーションにつながっています。ファンの揺るぎない支援によって、私たちは皆さんのお気に入りのFunko製品や、皆さんがファンになっているあらゆるものを、今後も提供し続けていきます。最新のリリースにご期待ください。Funkoの商品一つ一つが、その実現を可能にしてくれたファンへの感謝の気持ちです。一緒にFunko愛をいきいきと盛り上げましょう」

『ONE PIECE』は尾田栄一郎原作・漫画の日本の連載マンガだ。ONE PIECEは1997年7月から集英社の少年漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』で連載され、それぞれの話が7月時点で106巻分の単行本にまとめられている。

ONE PIECEは何気なく口にした悪魔の実によって身体にゴムの性質を宿した、モンキー・D・ルフィという少年の冒険を追うストーリーだ。麦わら海賊団の一味と共にルフィは次なる海賊王となるために、亡き海賊王ゴール・D・ロジャーの「ひとつなぎの大秘宝」を探し求めてグランドラインを旅する。

ONE PIECEはストーリーテリング、アート、人物描写、ユーモアの面で賞賛を受けている。数多くの受賞歴があり、批評家・レビュアー・読者によるランキングでは史上最高のマンガの一つとされている。ONE PIECEのマンガ数巻は、日本の出版史上最高初版発行部数などの出版記録を打ち立てている。2015年と2022年にONE PIECEは「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録を達成した。

2008年から2018年にわたる11年連続で一番売れており、10年以上にわたって初版発行部数が300万部以上となっている唯一のマンガであり、出版された単行本100巻以上全てが100万部以上売れている唯一のマンガである。ONE PIECEはオリコン週間コミックチャートで、2008年以来毎年1位になっている唯一のマンガだ。

 2022年8月時点で、ONE PIECEは61の国と地域で5億1650万部発行されており、史上最も売れた連載マンガであり、史上最も売れた印刷物の連載マンガ本である。