東京:クウェートは火曜日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)へのクウェートパビリオンの設計・建設契約を締結した。
万博クウェート・パビリオンの事務局長兼行政財政部次官補であるサレム・アル・ワティヤン氏は、ナスリグループ建設会社とクウェートパビリオンの設計・建設契約を締結したことを明らかにした。
アル・ワティアン氏は、クウェートの情報省などの関係政府機関が、万博参加に向けたすべての行政的、技術的、財政的手続きを完了したことを確認した。
彼は報道資料を通じて、「クウェートが『私たちの生活のために未来社会を築く』というテーマで展示会に参加したのは、クウェートの明るいイメージを示し、青年の育成や、彼らにより良い未来を作り、人的資本を開発し、持続可能な発展目標を達成するという意志を示すためだ」と述べた。
「国際博覧会は、世界の多様な伝統と文化を示す多様なアイデア、活動、革新に富んだグローバル文化の集まりであり、すべての参加国の歴史的遺産に加えて、政治・経済プロジェクトを促進し、マーケティングする貴重な機会だ」
アル・ワティアン氏はクウェートの万博参加について、クウェートの青年たちへの貢献の歴史と、多分野での創意的努力の賜物だと指摘し、クウェートは1970年の大阪万博に参加したことに触れた。
「クウェートは1970年の大阪万博に参加する機会を得た数少ない国の一つで、アラブからの参加はわずか4国だった。これはクウェートの社会的伝統を強調するもので、クウェートの科学、文化、教育的側面に光を当てることに常に注力してきたクウェートのユニークさと多様性を浮き彫りにするものである」
またクウェートの参加は、クウェートと日本のあらゆるレベルでの強い友好関係を反映していることを強調した。「クウェートは、政治指導者のリーダーシップの下、さまざまな分野におけるクウェートの貢献を確固たるものにする上で非常に重要であるため、この国際博覧会への参加を強く望んでいる。そして、その卓越した、最新の戦略計画「新クウェート2035」にふさわしい形でクウェートを示すためにである」