
東京:日本は来週から、事故を起こした福島原子力発電所から2回目の廃水放出を開始する予定である。
8月24日、日本は2011年に津波によって施設が機能不全に陥って以来、134万トンの廃水の一部を太平洋に放出し始めた。
「1回目の放流後の検査は終了しました。2回目の放出は10月5日に開始する予定です」と東京電力は木曜日に発表した。
中国は、9月11日に終了した第一回目の放出後、日本のすべての水産物の輸入を禁止した。
日本との関係が冷え込んでいるロシアも、水産物輸入禁止を検討していると報じられている。
第一段階では、計画総量134万トンのうち約7,800トンが太平洋に放出された。
東京電力は、トリチウム以外の放射性元素はすべて除去されており、安全レベル内であるとしている。この見解は国連の原子力機関も支持している。
中国は、日本が海を「下水道」のように使っていると非難している。この非難は、北京と緊密な関係を築いているソロモン諸島のマナセ・ソガバレ首相も先週、国連で繰り返した。
完了までに数十年かかると予想されるこの放出は、最終的に危険性の高い放射性物質で汚染された原子炉の燃料や瓦礫を取り除くためのスペースを確保することを目的としている。
「最初の放出がそうであったように、我々はトリチウムレベルを監視し続ける。科学的根拠に基づき、国民にわかりやすい方法で情報を提供し続けます」と、東京電力の小野明氏は木曜日に記者団に語った。
中国が日本の水産物の輸入を禁止しているにもかかわらず、中国漁船は日本の漁船が操業しているのと同じ海域で、日本沖で漁を続けていると報じられている。
駐日米国大使のラーム・エマニュエル氏は先週、9月15日に日本沖で撮影された中国漁船の写真を投稿した。
「百聞は一見にしかずという。9月15日、中国の水産物禁輸措置の後で日本の沖合で漁をする中国漁船。同じ海域である」と、エマニュエル氏はソーシャルメディアXで述べた。
時事通信