東京:外務省によると、上川陽子外相はサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハーン外相と電話会談を行い、パレスチナとイスラエルを取り巻く情勢について協議した。
上川外相は、サウジアラビアの外交努力に謝意を表明し、日本は事態の沈静化のために関係者と連絡を取り合っていると述べた。
これに対し、外務省の声明によると、ファイサル王子は、現地の状況について深い懸念を共有していると述べ、今回のテロを受けたサウジアラビアの外交努力について説明した。
上川外相は10月16日の会談で、ガザ地区とパレスチナの状況に細心の注意を払っていると強調した。彼女は、ハマスと他のパレスチナ武装勢力による最近のテロ攻撃、特に罪のない市民への攻撃と誘拐を明確に非難した。
上川外相は、多くの罪のない市民の命が失われたことに深い悲しみを覚えると述べ、人質となっている市民が一刻も早く解放されることが重要だと述べた。
日本の外務大臣はまた、人道的アクセスの改善と、食料、水、医療を含む民間人への援助提供について、サウジアラビアと緊密に協力したいと述べた。
両外相は、ガザ地区の人道的状況を改善するため、状況の沈静化と緊密な協力のために引き続き協力していくことを確認した。