
日本の安倍晋三首相は、土曜日、コロナウイルスに対応するための新たな緊急パッケージを表明。抜本的な予防措置がないとの批判に直面している中、協力を呼びかけている。
本対策パッケージは、全国で少なくとも230人が感染し、5人の死亡者を出しているウイルスに対する政府の対応強化を受けたものである。
安倍首相は記者会見で、約10日のうちに、2700億円(25億ドル)以上の予備費を用いた「第2の緊急パッケージを迅速にまとめる」と述べた。
2月中旬、政府は、ウイルス対策のために第一弾の153億円を確保している。これには、検査を強化し、国境での水際対策を強化し、フェイスマスク製造業者を支援するための資金を含む。
「私自身の責任において、様々な課題に万全の対応をとる」と安倍首相は述べた。
彼はまた、ウイルスによる人々の生活への影響を緩和するための法律制定の加速化も表明。
一方で、「政府の力だけで勝利を収めることはできない。」とも付け加えた。
「よく見えない、よく分からない敵との戦いは容易なものではない。」「しかし、私たちは必ず乗り越えることができる。そう確信しています。」そう彼は述べる。
木曜日、安倍首相は、新しいコロナウイルスの感染拡大を防ぐために、全国の学校に数週間の休校措置を促した。
地方自治体の権限である学校の閉鎖を政府は命じることはできず、多くの地域の自治体は当該決定について協議されていないと述べた。
一部の地方自治体は、児童の預かり先を必要とする親の意見も踏まえ、当該措置に反対を表明した。
政府は、今後2週間から3週間が、発生を抑えることができるかどうかを決定する時期となると述べており、7月の東京オリンピックに向けた準備段階での大きな懸念ともなっている。
安倍首相は、東京都および国際オリンピック委員会と「緊密に連携を取りながら、万全の準備を整えていく考え」だと述べた。
日本政府は主催者に主要なイベントのキャンセルまたは延期を検討するように依頼している。直近ではサッカーの試合からコンサートまで多くのイベントが開催取りやめとされている。
しかし、中国の習近平国家主席による春の訪問は「現時点では予定に変更はない」と安倍首相は語った。
日本はまた、隔離されたクルーズ船の取扱いについても批判を受けている。700人以上がウイルスに陽性であった。
ダイアモンドプリンセスの運航会社は今週、すべての乗客が下船したことを確認し、乗組員も新しい検疫を受けるため下船している最中であると表明した。
AFP