北京/東京:今週、ナイフによる襲撃事件で10歳の日本人少年が死亡したことを受け、在中国日本大使館の大使が、中国国内における日本人に対する安全対策の強化を要請した。
金杉憲治大使が中国の孫偉東外務次官と電話で会談したと、大使館は金曜日に発表した声明で述べた。
孫次官の返答の詳細は明らかにされていないが、日本側は中国政府に対し、現地の日本人の安全確保に最大限の努力をするとともに、事件の詳細を明らかにするよう強く求めたという。
この児童は、水曜日の午前8時頃(グリニッジ標準時午前0時)に登校中に44歳の鍾姓の加害者に刺され、木曜日の早朝に死亡した。
両国の外交関係が依然として緊張状態にある中、ここ数か月の間に、中国にある日本の教育施設付近でこのような襲撃事件が2件発生した。
ロイター