
ソウル:韓国外務省は金曜、日中韓外相が今週末、釜山で2019年以来初の三か国会談を行うと発表した。
26日、釜山で行われる会談では、日本の上川陽子外相、中国の王毅外相、韓国の朴振外相らが顔を合わせ、日本および韓国政府の米国との安全保障上の結びつきが深まっていることに対する中国政府の懸念の高まりを背景に話し合いが行われる。
この発表が行われたのは、北朝鮮が初の軍事偵察衛星の軌道投入に成功し、半島の緊張緩和を目的とした5年にわたる南北間の軍事協定が停止された数日後。
アントニー・ブリンケン米国務長官は今月初め、北朝鮮とロシアの軍事関係が「拡大し、危険である」と警告し、北朝鮮の主要同盟国である中国に対し、核武装を進める北朝鮮を牽制するよう求めた。
韓国外務省は声明で、今度の外相会談では「三国間協力の発展の方向性、地域情勢、国際情勢について幅広く意見交換する予定である」と述べた。
また、外相らは三か国首脳による今後の三国首脳会談の準備も整えると付け加えた。
AF