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地震被災者に「心からお見舞い」=天皇陛下、64歳の一般参賀―皇居

宮殿では祝賀行事が行われ、陛下は午前中に秋篠宮ご夫妻をはじめ皇族方から、午後には三権の長や駐日大使らから祝賀を受ける。(AFP)
宮殿では祝賀行事が行われ、陛下は午前中に秋篠宮ご夫妻をはじめ皇族方から、午後には三権の長や駐日大使らから祝賀を受ける。(AFP)
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23 Feb 2024 10:02:46 GMT9
23 Feb 2024 10:02:46 GMT9

天皇陛下の64歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で行われた。陛下はあいさつで、冷たい雨が降る中訪れた参賀者に感謝した上で、能登半島地震の犠牲者に哀悼の意を表し「ご遺族と被災された方々に心からお見舞いをお伝えいたします」と述べられた。

抽選はせず、希望者が入場できる形での実施は2020年の新年一般参賀以来4年ぶり。陛下は午前中に3回、皇后さま、長女愛子さま、秋篠宮ご夫妻、次女佳子さまと宮殿・長和殿のベランダに立ち、参賀者から祝賀を受けた。

陛下は「この冬も大雪や厳しい寒さで苦労された方も多いことと思います」とし、「一人ひとりにとって穏やかな春となるよう祈っております」と語り掛けた。

宮内庁は地震の甚大な被害を踏まえ、大声での万歳などを控えるよう呼び掛けたほか、密集防止のため、地面にテープで立ち位置を示した。日の丸の小旗を振って声を上げる参賀者もいたが、陛下らは笑顔で手を振って応えた。

宮殿では祝賀行事が行われ、陛下は午前中に秋篠宮ご夫妻をはじめ皇族方から、午後には三権の長や駐日大使らから祝賀を受ける。飲食を伴う宴会の儀や茶会の儀は行われない。

夕方には上皇ご夫妻にあいさつするため、皇后さまと赤坂御用地(東京都港区)内の仙洞御所を訪れる。

午後0時半~3時半には、宮内庁庁舎前で記帳を受け付ける。

コロナ禍を経て令和初となった昨年は事前申込制で参賀者の抽選を行った。今年1月2日の新年一般参賀は、元日に起きた能登半島地震を受けて取りやめた。 

時事通信

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