
河野太郎防衛相は15日、航空自衛隊三沢基地(青森県三沢市)を訪れ、配備されている最新鋭ステルス戦闘機F35Aなどを視察した。
河野氏は格納庫でF35の操縦席に座り、パイロットらから説明を受けた。最新鋭の早期警戒機E2Dも視察した。
F35は三沢基地に現在17機配備され、302飛行隊が運用試験中。昨年4月に青森県沖に墜落し、操縦士1人が死亡する事故が起きたが、2020年度中には20機以上になる見込みで、二つ目の飛行隊が新編される。空自は緊急発進(スクランブル)や警戒監視などの任務付与に向けた運用構想を検討している。
この日の三沢基地の取材では、防衛省が新型コロナウイルス対策の一環として、報道陣に検温の協力やマスクの着用を要請。発熱がないことを確認した上で、基地への立ち入りが認められた。
JIJI Press