
米軍機の墜落事故を想定した日米合同訓練が21日、米軍施設「嘉手納マリーナ」(沖縄県嘉手納町)で行われた。米空軍と地元の消防や警察など約90人が参加し、消火やけが人救助などの手順を確認した。
訓練は、米軍ヘリが2004年、沖縄国際大学に墜落した事故を契機に07年から年1回実施。今回は、嘉手納飛行場を離陸した航空機が付近の公園に墜落し、民間人らが重軽傷を負ったという想定で行った。
訓練前、嘉手納飛行場を拠点とする米空軍第18航空団のジャスティン・モリソン大佐は「乗組員と地域の人々の安全を最優先に考えている。緊急時は日米で連携して対処する」と話した。
時事通信