アラブニュース・ジャパン

東京：上川陽子外務大臣は、月曜日に欧州連合（EU）の中東和平プロセス特別代表であるスヴェン・クープマンス氏と会談し、ガザおよびその地域の状況について話し合った。

 両者は、「和平の日に向けた努力」イニシアティブを通じて二国家解決を実現するために協力することで合意した。

 上川氏は、EUおよびクープマンス特別代表の中東和平実現の努力に対する敬意を表明した。彼女は、G7メンバーとして、ガザ地区の状況を含む中東関連の問題でEUと協力する用意があると述べた。

 クープマンス氏は、日本がこれらの問題に取り組み、支援する努力に感謝し、EUが中東和平プロセスを活性化するための努力、特に「和平の日に向けた努力」イニシアティブについて説明した。彼は、日本がそのプロセスに役割を果たすことに期待を寄せていると付け加えた。

「和平の日に向けた努力」は、アラブ諸国が採択した包括的な地域平和のビジョンを示すアラブ平和イニシアティブに基づいている。これは、1967年以降に占領されたすべてのパレスチナおよびアラブの領土からの完全撤退と引き換えに完全な正常化を実現することを提案している。