
東京:日本の大分県は日曜日、医療センターで新たに2人の新型コロナウイルス感染を確認した。これで同医療センターでの感染者は計14人となり、クラスター(感染者集団)が発生した可能性がある、と共同通信が伝えた。
共同通信によると、大分医療センターで働く女性看護師2人(20代と50代)が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。症状はいずれも軽症だという。
大分医療センターではこれまでに医師や看護師を含む12人が感染したことが確認されていている。
日本の南西部にある大分県では、院内でクラスターが発生したとみて、同センターの職員と入院中または入院していた患者あわせて約600人を対象にウイルス検査を実施している、と共同通信は伝えている。
公共放送であるNHKによると、日本における新型コロナウイルス感染者数は、日曜日の時点で前日比40人増の1,055人となった。東京オリンピックを控え健康危機を回避しようと奮闘する日本では、感染者数が土曜日に1,000人のマイルストーンを超えた。
公式の国内感染者数には、先月東京近辺に停泊していたクルーズ船における感染者712人は含まれていない。
共同通信はまた、大阪府が日曜日、新型コロナウイルスの感染が確認されていた70代の男性が死亡したことを確認したと伝えた。府内で新型コロナ感染者が死亡したのはこれで2人目となる。