
東京:岸田文雄首相は、6月23日までの国会会期中に解散総選挙を実施しない方向で最終調整に入ったと、朝日新聞が火曜日、岸田内閣の関係筋の話を引用して報じた。
岸田首相は、9月の与党党首選に向けた解散総選挙のシナリオを事実上断念した、と朝日は報じている。
岸田首相が2021年に就任して以来、政権支持率は最低に落ち込んでいる。12月に自民党の一部派閥が、資金集めイベントから得た数億円の報告を怠っていたとの報道が出たからだ。
岸田首相は今国会を延長することなく、政権再建に専念するつもりだという。
ロイター