
東京:気象庁は、気候変動による異常な熱波が地球上の多くの地域を巻き込む中、日本は126年前の記録開始以来最も暑い7月を過ごしたと発表した。
日本の気温は平年を2.16度上回り、昨年の記録を1.91度上回った。
気象庁は木曜日、「1898年の統計開始以来最高だった」と発表し、全国的に「かなり高かった」と指摘した。
日本全国153の観測地点のうち、62地点が7月の平均気温の記録を更新した。
気象庁によれば、太平洋上の高気圧や、列島の北部を覆った「南からの暖かい空気」などがその要因だという。
防災庁によると、4月以降、日本では熱射病で59人が死亡している。
日傘や冷凍庫で保管できるネックレスは東京のあちこちで見かけられ、大道芸人の菅次郎さん(56)はAFPに暑さを感じていると語った。
「ここに2時間も立っていると、シャツから汗を絞り出すほど汗をかきます」と全身黄色のスーツに身を包んだ菅さんは言った。
「アメリカのような乾燥した暑さに慣れている人は、日本の暑さと湿度をより難しく感じるようです」と、観光客で賑わう浅草で彼は語った。
先月、東京の西に位置する静岡は、今年日本で初めて最高気温が摂氏40度(華氏104度)に達した地域となった。
熱波は世界中でますます一般的になっており、欧州連合(EU)の気候モニターは7月、地球が観測史上最も気温の高い日を経験したと発表した。
AFP