
先進7カ国(G7)外相は中東情勢の緊迫化に「深い懸念」を表明する共同声明を発表した。全ての当事者に対し、「報復的な暴力」の回避と、緊張緩和に向けた建設的関与を改めて求めた。日本外務省が5日発表した。
共同声明は「緊張の高まりは(中東)地域におけるより広範な紛争を引き起こす恐れがある」と指摘。「さらなるエスカレーションにより、利益を得る国や民族はいない」と訴えた。
共同声明発表に先立ちG7外相は電話で会談。上川陽子外相は「重要なことは、攻撃の応酬を回避し、事態を沈静化させることだ」と述べた。
時事通信