東京:イランの元駐日大使であるアッバス・アラグチ氏が、イランの新しい外務大臣に任命されたと、イランの国営メディアを引用した時事通信社の報道が伝えている。
イランの新大統領であるマスウド・ペゼシュキヤン氏は、7月末に就任し、8月11日に新政権の閣僚候補者リストをイラン議会に提出した。
元外務副大臣のアラグチ氏はその候補者の一人であり、外務大臣に選ばれた。
他の候補者の中には、前の保守派政権であるイブラヒム・ライシ政権の閣僚の多くが含まれており、これをもって強硬派と穏健派の和解の兆しと見る観測筋もいる。
もしペゼシュキヤン氏の閣僚リストが議会の信任投票で承認されれば、新内閣は今月中に発足する見込みである。