
東京:日本の過去の軍国主義の象徴とみなされている東京の神社で月曜日、3ヶ月の間に2件目の落書きがあったことが報告された。
東京の靖国神社は、19世紀後半以降の戦争で殺された250万人の日本人を祀っている。
政府関係者は定期的に靖国神社に参拝しており、木曜日に行われた第二次世界大戦における日本の降伏から79年目の記念日には、3人の政府閣僚とその他多数の議員が参拝した。
このような参拝は、日本のアジアの近隣諸国やかつての帝国主義の犠牲者、特に中国と韓国を怒らせている。
靖国神社関係者はAFPの取材に対し、落書きがあったことを認めた。
公共放送NHKの映像では、石柱に中国語で「「犬の便所の糞。軍国主義は地獄に落ちろ」と読めた。
5月下旬には、中国人の男が他の2人と共謀して、神社の柱にスプレーで「便所」という文字を赤く塗ったとされる。
東京の北に住む江珠軍容疑者(29)はその後、「礼拝所に対する破壊行為と不敬の疑い」で逮捕されたと、東京都警は7月に発表した。
靖国神社には、日本を第二次世界大戦におけるアメリカの侵略の犠牲者として描き、侵略した帝国軍がアジアを襲撃した際の極端な残虐性についてはほとんど言及しない博物館もある。
AFP