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小泉氏、自民総裁選出馬へ=石破氏、24日表明で調整―来月27日投開票、最長の15日間

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21 Aug 2024 12:08:26 GMT9
21 Aug 2024 12:08:26 GMT9

自民党の小泉進次郎元環境相(43)は、9月の党総裁選に出馬する意向を固めた。関係者が20日、明らかにした。小泉氏に対しては、知名度と若さから待望論が根強かった。総裁選では、小林鷹之前経済安全保障担当相(49)が既に出馬表明。40歳代の候補が2人となるのは異例だ。石破茂元幹事長(67)は24日に地元鳥取で表明する方向で調整に入った。

同党は20日、総裁選の日程を「9月12日告示、27日投開票」と決定。選挙期間は現行ルールが設けられた1995年以降で最長の15日間となる。派閥裏金事件による深刻な政治不信を受け、活発な論戦で「党の刷新」をアピールしたい考えだ。

小泉氏は、純一郎元首相の次男。早くから将来の「宰相候補」と目され、世論調査の「次の首相」で上位の常連だ。無派閥議員らに影響力を持つ菅義偉前首相と近い。総裁選の対応を巡り、18日に「真剣に考え、判断したい」と語っていた。

総裁選には10人超の名前が取り沙汰されている。小林氏は20日、衆院議員会館の党所属議員の事務所を回り、支持を訴えた。河野太郎デジタル相(61)は、岸田文雄首相と首相官邸で面会。26日に表明する方向で調整している。茂木敏充幹事長(68)は菅氏と会食。党内情勢について意見交換したとみられる。 

総裁選は367人の国会議員票と、同数の党員票の計734票で争われる。1回目の投票で過半数を得た候補がいなければ、上位2人による決選投票となる。過去の総裁選は、選挙期間を12日間とすることが多かったが、発信の機会を増やすため、党内で拡大を求める声が出ていた。

日程は20日の総裁選挙管理委員会で決定した。逢沢一郎委員長は記者会見で「金をかけない選挙」に取り組む考えを強調。100万人超の党員に対する電話(オートコール)での支援依頼や、告示前は制限のないパンフレットの一斉郵送などの自粛が必要との認識を示した。

首相(党総裁)は党役員会で、総裁選について「『新生自民党』を国民に示すものだ。真剣勝負の議論を展開してほしい」と述べた。

時事通信

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