Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 日本
  • 河野氏、核抑止のため米国に保証を求める

河野氏、核抑止のため米国に保証を求める

河野氏は、パートタイム労働者の給与を引き上げるために労働市場を改革し、より賃金の高い仕事に就くための再教育や、生産性を高めるためのデータ駆動型テクノロジーの活用を支援すると述べた。(AFP)
河野氏は、パートタイム労働者の給与を引き上げるために労働市場を改革し、より賃金の高い仕事に就くための再教育や、生産性を高めるためのデータ駆動型テクノロジーの活用を支援すると述べた。(AFP)
Short Url:
09 Sep 2024 03:09:19 GMT9
09 Sep 2024 03:09:19 GMT9

東京:首相候補の河野太郎氏は、核兵器保有を求める国内の声をそらすため、日本の核防衛へのコミットメントについて、より強い保証をワシントンに求めるべきだと語った。

日本のデジタル・トランスフォーメーションを監督し、外務大臣と防衛大臣を歴任した河野氏は、カマラ・ハリス副大統領とドナルド・トランプ前大統領が戦った11月のアメリカ大統領選挙をめぐる不確実性の中で、このコメントを発表した。

「もしアメリカ政府が不安定になれば、日本が独自の核抑止力を持つことを提案する人も出てくるかもしれない」と河野氏は金曜日のインタビューでロイターに語った。

「しかし、日本が核軍縮を放棄すると宣言すれば、韓国や他の国もそれに追随するかもしれない」。
唯一の被爆国である日本は、長い間核兵器を放棄し、代わりに中国、北朝鮮、ロシアといった潜在的な核武装ライバルを抑止するために米国に依存してきた。

しかし過去にトランプ大統領は、日本が核兵器を含む防衛のために米国に金を払うことを示唆し、米国のコミットメントに対する懸念を煽ったことがある。

日本は大量のプルトニウムを保有し、宇宙開発のために開発されたロケットなどの先端技術にアクセスできるため、核ミサイルを製造するための多くの部品を持っている。

核拡散のリスクもさることながら、エネルギー供給が逼迫している今、日本の発電所に必要な核燃料の入手が断たれる可能性があるからだ。

河野氏は、岸田文雄首相の後任として9月27日に行われる党首選に出馬する、あるいは出馬を検討していると表明している約10人の与党自民党議員の一人である。

この選挙は、消費者物価の上昇、円安、経済成長の低迷の中で行われる。

河野氏は、パートタイム労働者の給与を押し上げるために労働市場を改革し、より高賃金の仕事に就くために労働者を再教育し、生産性を向上させるためにデータ駆動技術を利用するための施策を支持すると述べた。

また、岸田首相が2021年に就任した時の1ドル=114円から、金曜日には142円まで円安が進んだため、円高は日本経済にプラスになると付け加えた。

「日本経済は以前より円高になった方が良いだろう。「レートがどうであれ、安定させる必要があると思う。

ロイター

特に人気
オススメ

return to top

<