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正恩氏、岸田首相に見舞い電＝異例、能登半島地震受け―北朝鮮
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06 Jan 2024 01:01:03 GMT9
06 Jan 2024 01:01:03 GMT9
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ソウル: 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は５日、能登半島地震を受けて岸田文雄首相に見舞いの電報を送り、「（被災地住民が）一日も早く安定した生活を回復することを祈る」と伝達した。朝鮮中央通信が６日報じた。
正恩氏が日本の首相に電報を送るのは極めて異例。北朝鮮は１９９５年の阪神淡路大震災に際しては首相名で電報を送り、２０１１年の東日本大震災では赤十字会が見舞金を贈った。
今回の電報で、正恩氏は「日本で不幸にも新年初めから地震により多くの人命被害と物質的な損失を被ったという知らせに接した」と明らかにし、「あなたと遺族、被害者に深い同情と見舞いの意を表する」と記した。
岸田首相は昨年５月、拉致問題の解決に向けて正恩氏との首脳会談の早期実現を目指し、「（首相直轄の）ハイレベルで協議を行いたい」と表明。北朝鮮外務次官は談話を発表し、互いに関係改善を模索すれば「両国が会えない理由はない」と応じていた。だが、北朝鮮は拉致問題について「解決済み」との立場を崩していない。
能登半島地震では、北朝鮮でも約２メートルの津波到達が予測されるとして警報が出された。
正恩氏は主に中国など友好国の災害や事件・事故に関して見舞いの電報を送ってきた。朝鮮中央通信によると、正恩氏は５日、イランのライシ大統領にも電報を送り、３日の爆発事件への見舞いの意を伝えた。
時事通信
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