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軽症患者のホテル療養開始=新型コロナ、医療崩壊防止へ―大阪府

ホテル従業員は患者が出入りしないエリアで勤務するが、不測の事態に備えて自衛隊員の指導を受け、防護服の着脱訓練も実施した。(AFP)
ホテル従業員は患者が出入りしないエリアで勤務するが、不測の事態に備えて自衛隊員の指導を受け、防護服の着脱訓練も実施した。(AFP)
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15 Apr 2020 12:04:29 GMT9
15 Apr 2020 12:04:29 GMT9

大阪府は14日、新型コロナウイルスの感染拡大による医療崩壊を防ぐため、大阪市西区のビジネスホテルで、軽症や無症状の患者の療養を始めた。府は3000室分の予算を確保しており、自宅待機中だった患者らに順次移ってもらう。

患者を受け入れたのは「スーパーホテル大阪天然温泉」。看護師らが常駐して患者の体調を毎日確認し、容体の急変に対応する。患者用に400室を用意しており、この日は入院中の13人が移った。療養中はホテルから出られず、症状が治まって2週間経過したら療養を終える。

ホテル従業員は患者が出入りしないエリアで勤務するが、不測の事態に備えて自衛隊員の指導を受け、防護服の着脱訓練も実施した。 

ホテルを視察した吉村洋文知事は「エリア分けがしやすいとの専門家の意見も踏まえて決めた。府民の命を守るため、一番で手を挙げてくれたことに感謝する」と述べた。スーパーホテル(大阪市)の山本梁介会長は「医療崩壊を防ぐため、ホテルは意義ある仕事ができる。社員も熱く『やりましょう』と応じてくれた」と話した。

JIJI Press

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