
東京:日本は金曜日、北朝鮮軍がウクライナへの展開の可能性を前にロシアに展開しているという兆候を「重大な懸念」を持って追っていると発表した。
「日本政府は…北朝鮮によるロシアへの兵士の派遣を深刻な懸念を持って注視している。彼らがロシアによるウクライナへの侵略に加わる可能性も含めて」と林芳正官房長官は述べた。
「最近のロシアと北朝鮮(DPRK)の軍事協力の進展は、今回の事態も含め、ウクライナ情勢のさらなる悪化を招くだけでなく、我が国周辺地域の安全保障に対する影響という観点からも重大な懸念を覚えるものである」と林氏は記者団に語った。
「日本は引き続き関連情報の収集と分析を行い、国際社会と協力して、関連する国連安全保障理事会決議の完全な履行とウクライナにおける公正かつ永続的な平和の一日も早い実現に向けて努力していく」と述べた。
さらに、「ロシアによるウクライナ侵攻は、国際秩序の根幹を揺るがす暴挙である」と付け加えた。
ソウルの諜報機関は、現在およそ3,000人の北朝鮮兵士がロシアで訓練を受けており、間もなくウクライナとの最前線に配備される可能性が高いと述べた。さらに、12月までに数千人の兵士が追加で派遣される見通しである。
NATOと米国は、北朝鮮の兵士が現在ロシアで訓練を受けていることを確認し、彼らがキエフとの戦いに参加した場合、ウクライナの苦しい戦いが危険なまでにエスカレートする可能性があると警告した。
ウクライナは木曜日、北朝鮮軍がロシアのクルスク国境地域にある「戦闘地域」に到着したと発表した。この地域では、モスクワが数ヶ月間、ウクライナ軍を押し戻すのに苦戦している。
ロシアが相互防衛条約を締結している北朝鮮は、すでにモスクワの侵攻に備えて軍備を整えていると広く考えられているが、地上部隊の派遣は新たな紛争のエスカレートを意味する。
AFP