東京: 徳仁天皇は今月初め、アラブ諸国からの4人(エジプト3人、アラブ首長国連邦1人)を含む多くの外国人に勲章を授与した。
東京の皇居で行われた叙勲では、徳仁天皇から旭日大綬章が、石破茂首相から旭日重光章が授与された。
アラブ首長国連邦からは、日本とアラブ首長国連邦の二国間関係強化と友好促進に貢献したラシュド・アブドラ・アルヌアイミ前外務大臣が旭日大綬章を受章した。
アイマン・アリー・カメル前駐日エジプト大使が、日エジプト友好親善に貢献したとして旭日重光章を受章した。カメル氏は現在、エジプトの駐スロバキア大使を務めている。
旭日重光章は、エジプト合気道協会のモハメド・エルサイード・オマール・ムーサ会長に、エジプトにおける合気道の普及と日本とエジプトの友好親善に貢献したとして授与された。
また同じくエジプトにおける日本人コミュニティの社会福祉向上と日エジプト友好促進への貢献が認められ、エザット・モハメッド・サイード氏に旭日重光章が授与された。彼はカイロ日本人学校の渉外担当職についている。
受賞者は46の国と地域から選出された。この秋に叙勲を受けたのは、女性439人を含む計3,987人。半数近く(1,866人)が民間企業関係者であった。