
東京:日本の警察の報告によると、4月中旬までの1ヶ月間に死因が分からなかった11人の遺体を検査した後、被害者が新型コロナウイルスに感染していたことが判明したとメディアは21日に報道した。
公共放送局NHKによると、日本のウイルス関連の死者は260人以上で、欧米諸国の多くを苦しめている爆発的な感染拡大を回避しているが、十分な検査を行っているのか疑問視されている。
11人のうち数人が自宅で死亡、一人は路上で倒れているのが見つかったと、日経新聞や他のメディアは警察庁の報告を引用して伝えた。
6人は首都の東京で死亡したが、そこでの感染者は3000人以上で、全国では1万1157人だ。
ロイター通信からコンタクトを取ったが、警察庁は、ファックスで質問を受ける前に事実関係を確認することはできなかったと述べた。
日本経済新聞によると、警察が4月中旬までの1ヶ月間に報告した事件の一つに、東京東部の路上で60歳代の男性が発見され、病院に運ばれたという事件があった。
男性が肺炎の症状で死亡した後、PCR検査が行われ、新型コロナウイルスに感染していたことが確認されたと同紙は付け加えた。
政府は、世界保健機関(WHO)のウイルス検査ガイドラインに従っており、疑わしい肺炎による死亡者は全員、ウイルス性呼吸器疾患の検査を受けていると述べている。
ロイター