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日本、化学物質流出問題で米空軍基地を査察

日本におけるアメリカの軍事的プレゼンスは、騒音から公害、ヘリコプター事故まで、これまでにもたびたび地元の不満を煽ってきた。(AFP=時事)
日本におけるアメリカの軍事的プレゼンスは、騒音から公害、ヘリコプター事故まで、これまでにもたびたび地元の不満を煽ってきた。(AFP=時事)
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20 Dec 2024 12:12:38 GMT9
20 Dec 2024 12:12:38 GMT9

東京:日本当局は金曜日、東京にある米軍基地を査察した。政府報道官は、アメリカ側から化学物質流出の報告を受けた後だと述べた。

日本の横田基地での調査は、PFOS(世界保健機関WHOによって『ヒトに対して発がん性がある可能性がある』と分類されている)を含む水が横田基地から流出したという2ヶ月前のアメリカ側の通告を受けたものである。

PFOSはPFASとして知られる人工化学物質の大きなグループの一部であり、容易に分解されないことから「永遠の化学物質」と呼ばれることもある、と専門家は言う。

佐藤文俊内閣官房副長官は記者団に対し、米軍は10月、消火訓練が行われていた基地の一角からPFOSを含む水が漏れたと東京に通知した、と述べた。

「今回の検査は、地元住民が抱いている不安や懸念に応えるために実現したものであり、今後もアメリカ側と協力していく」と佐藤副長官は語った。

防衛省と東京都の関係者が金曜日に現地を視察したという。横田基地のコメントはすぐに得られなかった。

アメリカの日本における軍事的プレゼンスは、騒音から公害、ヘリコプターの事故まで、過去にたびたび地元の不満を煽ってきた。

この不満は、日本の国土のわずか0.6%しかないにもかかわらず、米軍基地の大部分を抱える南の島、沖縄に最も顕著に表れている。

沖縄は台湾の東に位置し、米中間の緊張の火種となっている。

今月初め、アメリカは沖縄から数千人の海兵隊を移転させ始めた。最初の「約100人の後方支援海兵隊の分遣隊」は、アメリカ領グアムに移転した。

AFP

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