
ソウル:韓国の諜報機関は金曜日、ロシアのウクライナ紛争に派遣された北朝鮮兵士がウクライナ軍に捕虜となったことを確認したと発表した。
平壌は、8月にウクライナが国境に衝撃的な侵攻を行ったクルスク国境地域を含む、ロシア軍を強化するために数千人の兵士を派遣した。
「同盟国の諜報機関とのリアルタイムの情報共有により、負傷した北朝鮮兵士1人が捕虜となったことが確認された」と、韓国の国家情報院は声明で述べた。
情報筋がAFPに語ったところによると、その兵士はウクライナ軍に捕らえられたが、捕獲された場所は不明だという。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が月曜日に、これまでに約3,000人の北朝鮮兵士が「死亡または負傷した」と発言した数日後に、北朝鮮兵士の捕獲が初めて確認された。
ソウルの合同参謀本部(JCS)も月曜日に、1,000人以上の北朝鮮兵士が死亡または負傷したと発表した。
合同参謀本部はまた、平壌が「兵士の交代または追加配置の準備をしている」と伝えられていること、そして「240mmロケットランチャーと170mm自走砲」をロシア軍に供給しているとも伝えている。
ソウル軍は、北朝鮮がロシア・ウクライナ戦争での戦闘経験を通じて、通常戦力の近代化を図ろうとしていると見ている。
北朝鮮の国営メディアは金曜日、ロシアのプーチン大統領が北朝鮮の金正恩氏に新年のメッセージを送ったと伝えた。そのメッセージには「6月の平壌での会談後、両国の関係は高まった」と書かれていた。
画期的な防衛協定は、両国が批准文書を交換した後、12月に発効した。
プーチン大統領は6月、この協定を「画期的な文書」と称賛した。
AFP