
東京 : 退任するラーム・エマニュエル駐日米国大使は、イラン、ロシア、中国、北朝鮮からなる「独裁国家の枢軸」の中で、イランを「弱点」と分類した。
「イランは自国民を相手に政府の違法性に直面している」とラーム氏は金曜日、日本外国特派員協会での記者会見で述べた。「イラン政府は権力にしがみつくために、イランの国民と3度も戦い、国民を殺してきた」
ラーム氏によれば、イランのインフレ率は40%に達しており、大干ばつに直面し、大規模な食糧危機に見舞われている。その上、イスラエルによるガザ、レバノン、シリア、イエメンの同盟国への攻撃という大きな地域的打撃に直面している。
「石油とガスを輸出する国として、1日に2時間以上明かりを灯し続けることができない」とラーム氏は指摘する。「独裁の軸を断ち切るための最初の一手は、イランという弱点を取り上げ、それに対処することだ。私がイランに対処すると言っても、軍事的に対処すると即断しないでほしい」