
東京 : 日本の鳩山由紀夫元首相は、ドナルド・トランプ次期米大統領がグリーンランドを購入し、カナダを米国の51番目の州として獲得することを望んでいることについて、「暴言」を吐いていると非難した。
鳩山氏は日本の石破茂首相に対し、この問題についてトランプ氏に働きかけるよう求めた。「アメリカに依存している日本は何も言えないのか?石破首相は友人として、トランプ次期大統領を諫めるべきだ」と鳩山氏は語る。
そして鳩山氏は、トランプ氏の盟友イーロン・マスク氏が所有するXについて発言した。
トランプ氏はフロリダのマー・ア・ラゴでの記者会見で、グリーンランドとカナダについてこう発言した: 「グリーンランドは米国の安全保障に必要だ」と述べ、デンマーク自治領であるグリーンランドを売却する気がなければ、デンマークに関税を課すと脅した。
トランプ次期大統領はまた、カナダが米国に吸収されれば関税を回避でき、ロシアや中国からの脅威からも安全になると示唆し、以前の発言を裏付けた。 「カナダはアメリカの51番目の州になるべきだ」
鳩山首相が在任したのは2009年から2010年の9ヶ月間だけだったが、在任中にいくつかの社会福祉法案を成立させた。鳩山氏はETと呼ばれ、超越的瞑想を実践するなど、やや風変わりな人物として知られている。また、率直な発言でも知られている。例えば、2015年3月にはクリミアを訪問し、クリミアの住民投票は “合憲 “だと主張した。
77歳の鳩山氏は、アメリカのケネディ家に例えられる有名な日本の政治家一族の出身だ。父方の祖父は首相、父は外相。母方の祖父はブリヂストンを創業した。