
北京:中国の習近平国家主席は20日、ロシアのプーチン大統領とビデオ通話を行ったと北京の国営メディアが報じた。
国営放送CCTVは、「習近平氏とプーチン氏は21日午後、北京の人民大会堂でビデオ会談を行った」と伝えた。
ロシアが2022年2月にウクライナへの本格的な侵攻を開始して以来、中国は自らを中立的な立場として見せようとしてきた。
しかし、モスクワとは政治的にも経済的にも緊密なパートナーであることに変わりはなく、戦争を非難することもないため、一部のNATO加盟国は北京を紛争の「幇助者」と決めつけるに至っている。
習近平氏はロシアの指導者を 「親友 」と呼び、プーチン氏は 「信頼できるパートナー 」と称賛している。
現代のCCTVの報道によれば、習近平氏は先月のプーチン氏への新年のメッセージで、「世界の平和と発展」を促進することを誓った。
「100年ぶりの急速な変化と激動する国際情勢に直面し、中国とロシアは一貫して、非同盟、非対立、いかなる第三者も標的にしないという正しい道に沿って、手を携えて前進してきた」と、同放送局は習近平氏の言葉を伝えている。
AFP