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ヒズボラの攻撃によりイスラエル兵9名負傷：イスラエル軍
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27 Dec 2023 07:12:24 GMT9
27 Dec 2023 07:12:24 GMT9
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エルサレム：イスラエル軍は26日、レバノンの組織ヒズボラから対戦車ミサイルが発射され、9名のイスラエル兵が負傷したと発表。兵士らは国境で起きた別の攻撃で負傷した市民を救助中だった。
イスラエル軍によると、ガザとの戦闘中にレバノンから対戦車ミサイルが発射され、市民を救助中の部隊に当たった。負傷した兵士のうち一人は「深刻な状況」にあるという。
同軍は当初、ミサイルがイクリットのギリシャ正教会に被弾したと発表していた。イクリットはパレスチナのキリスト教徒の村で、村民は1948年戦争とイスラエル建国の間に退去を強いられ、放棄された村だ。
イスラエル軍は、イスラエルの「居住区と聖地」に攻撃を繰り返しているとし、イランが支援する組織ヒズボラを批判した。
同軍のダニエル・ハガリ報道官は、ヒズボラが「礼拝所を無差別に攻撃し、戦争犯罪を行っている」と述べた。
レバノンの国営通信（NNA）は11月20日、「イスラエルの砲弾」が国境のヤルン村にあるセントジョージ教会を標的にし「大きな被害」をもたらしたと報じた。
イスラエルとハマスの戦争が開始した10月7日以降、レバノンとイスラエルの国境では、主にイスラエル軍とヒズボラによる砲撃の応酬が増しており、紛争拡大への懸念が高まっている。
ヒズボラは26日に戦闘員2名の死亡を発表し、ハマスを支援するための行動だと述べている。
AFPの集計によると、戦闘開始以降のレバノン側の死者は150名で、その大半はヒズボラの戦闘員だが、10名以上は一般市民でそのうち3名は記者だった。
NNAの報道によると、26日、国境からわずか10kmほどの場所にある町トゥリンでイスラエルの砲撃により2名が負傷した。また、別の国境付近の地域にもイスラエル軍による砲撃があったという。
ヒズボラはイスラエル軍やイスラエルの拠点に対する一連の攻撃について犯行声明を出した。ある攻撃では、イスラエル軍の兵舎にミサイルを発射したと述べた。
イスラエル軍のハガリ報道官は「ヒズボラはハマスのために地域の安定を脅かしている」と述べた。
イスラエル軍の発表によると、10月7日以降、イスラエル側では少なくとも4名の一般市民と9名の兵士が死亡した。
26日、イスラエル軍は、9人目の兵士が以前に負った傷により死亡したと発表した。
AFP
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