
西村康稔経済再生担当相は3日のNHK番組で、新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言を1カ月程度延長することに関し、延長2週間後をめどに専門家による中間評価を行う考えを示した。「地域ごとの状況も違ってくるので、(その後の対応について)適切に判断したい」と述べた。
改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく休業要請・指示については、「(事業者に)応じてもらえないときは厳しい罰則も含めた強制力が必要になる」と指摘。実効性に問題があれば再改正を検討する考えを重ねて示した。
西村氏はフジテレビの番組にも出演し、緊急事態宣言の解除について「どういう指標で考えるか(延長を決める)4日に示したい。数値的なものを入れたい」と語った。
JIJI Press