
ロサンゼルス: 日本のスナック菓子の中に隠されていた数十匹の巨大カブトムシがアメリカの空港で発見されたと税関当局が水曜日に発表した。
体長5インチ(13センチ)にもなる生きた不気味な甲虫は、先月ロサンゼルス国際空港でポテトチップスやチョコレートなどの中に隠されていた。
米国税関・国境警備局(CBP)によれば、この37匹の生き物はエキゾチックな昆虫のコレクター向けであった可能性が高く、およそ1,500ドルの価値があると推定している。
「無害に見えるかもしれないが、実際には密輸されたカブトムシは我々の重要な農業資源に重大な脅威を与えている」とロサンゼルスのCBPのシェリル・デイヴィスは言う。
「カブトムシは、植物、葉、根を食べ、樹皮に卵を産み付け、森林にダメージを与え、深刻な害虫となる」
コガネムシ、クワガタ、ダークリング・カブトムシなどの標本は、そのような生き物の飼育許可を持つ地元の動物園に送られることになるだろう、とCBPは述べた。
伝統的な料理と並んで、日本は近年、桜やわさびで味付けされたキットカットのチョコレートなど、革新的なスナック菓子で評判を高めている。
しかし、イナゴやバッタ、コオロギは日本の食卓に上ることがあるが、カブトムシは特にあまり食べられていない。
AFP