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日本の政府高官が東京でタリバンと会談ーアフガン野党失望

タリバンは女性の権利を制限しており、女子の中等・高等教育を禁止し、服装や雇用機会に制限を課している。(AFP)
タリバンは女性の権利を制限しており、女子の中等・高等教育を禁止し、服装や雇用機会に制限を課している。(AFP)
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23 Feb 2025 02:02:16 GMT9
23 Feb 2025 02:02:16 GMT9

アラブニュースジャパン

東京:共同通信の報道によると、アフガニスタンのタリバンに反対する団体の幹部は20日、日本の外務省高官が訪日中にイスラム強硬派の代表団と会ったことに失望を表明した。

前政権に忠実な武装組織であるアフガニスタン民族抵抗戦線のアブドラ・ケンジャニ政治局長はウィーンで記者団に対し、タリバンが2021年にアフガニスタンを占領して以来初めてと思われる東京での会談について、「アフガニスタンの人々は失望した」と考えていると語った。

タリバンによって転覆させられた政府の元平和担当副大臣であるケンジャニ氏は、「崩れつつある」タリバン政権に頼ることは、アフガニスタンにおける日本の信頼性とソフトパワーの可能性を損なうような「賭け」でありそのようなことは控えるよう求めた。

外務省の安藤俊英中東アフリカ局長は火曜日、ラティフ・ナザリ経済副大臣を含む代表団と「非公式な意見交換」を行い、タリバンが統治する際に「アフガニスタン国民の声を反映」するよう求めた。

タリバンは女性の権利を制限しており、女子の中等・高等教育を禁止し、服装や雇用機会に制限を課している。

日本がアフガニスタンの正式な政府として認めていないタリバン政権の幹部は、東京に拠点を置く非営利団体、日本財団の招待で日曜日に到着した。

ケンジャニ氏によれば、日本財団を通した手配は、この訪問が、日本へのビザ発給の権限を持っている政府によって承認されたものではないと見せかけるために行われたものである、と付け加えた。

ケンジャニ氏と、暗殺されたアフガニスタンの国民的英雄アフマド・シャー・マスードの息子であるNRF代表のアフマド・マスード氏は、政治団体や反タリバン組織が参加するアフガニスタンの民主化に関する会議のためにウィーンにいた。

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