Since 1975
日本語で読むアラビアのニュース
  • facebook
  • twitter
  • Home
  • 中東
  • 国連、6年ぶりのサヌア発の民間航空便の発表を歓迎

国連、6年ぶりのサヌア発の民間航空便の発表を歓迎

4月24日にアンマンに向けて航空便が飛び立つ。(シャッターストック)
4月24日にアンマンに向けて航空便が飛び立つ。(シャッターストック)
Short Url:
22 Apr 2022 04:04:28 GMT9
22 Apr 2022 04:04:28 GMT9

アラブニュース

  • アンマン行きの航空便が4月24日にサヌアを離陸予定
  • 休戦はおおむね維持されているが、ハンス・グルンドベルグ特使はマアリブ周辺での戦闘に懸念を表明

ニューヨーク:4月21日、国連は、6年ぶりにイエメンのサヌア空港発の民間航空便の運航が予定されているとの発表を歓迎し、聖ラマダン月の初めに交わされた休戦合意に基づいて、引き続きこうした航空便を促進することを当事者に促した。

国連のステファン・ドゥジャリク報道官は、4月24日にサヌアを飛び立ってアンマンに向かう予定の便は、最近イエメンで成立した2カ月の休戦協定の「重要な要素」であると述べた。

アントニオ・グテーレス事務総長は、「イエメン国民にとってより良い未来のスタート」であると、休戦を称賛していた。

ドゥジャリク氏は、「この実現に向けた支援」についてヨルダンに感謝し、「この出来事に果たした建設的な役割」についてイエメン政府に感謝を述べた。

「24日のフライトを成功させ、休戦協定の条件に基づく航空便の促進を続けるために、全当事者による協力の継続を期待する」

停戦はおおむね維持されているが、イエメン担当国連特使のハンス・グルンドベルグ氏は、依然脆弱で一時的なものであると述べた。

先週、国連安全保障理事会で同氏はマアリブ周辺での軍事作戦に懸念を表明し、こうした報告は休戦メカニズムを通じて迅速に対処する必要があると述べた。

停戦開始から1週間後に、フーシ派民兵による政府軍への攻撃をきっかけに、マアリブ郊外で戦闘が発生した。

国際的に承認されているイエメン政府は、イランが支援する民兵が、ラマダン休戦を新たな戦闘員や軍事装備の動員に利用していると非難した。

グルンドベルグ氏は、「休戦は、戦争をエスカレートさせるためではなく、戦争終結に向けて前進するために用いられるべきであることを当事者に喚起する」と述べた。

特に人気
オススメ

return to top