
東京:オマーンのバドル・ビン・アル・ブーサイーディー外務大臣は、日本の宮路拓馬外務副大臣に対し、同国は海洋安全保障分野で日本との協力を深めたいと述べるとともに、海賊対策における海上自衛隊の支援の重要性を強調した。
宮地副大臣は、中東と北アフリカで海賊対処活動を行う海上自衛隊にオマーンが提供した支援や、イエメンでフーシ派勢力に拘束されたギャラクシー・リーダー号の乗組員の解放実現に向けたオマーンの努力に謝意を表明した。
バドル外相は、オマーンは平和と安全を基礎とする包括的な外交政策に基づき、地域の発展を目指していると述べた。
宮地副大臣はまた、今年の大阪・関西万博におけるオマーン・パビリオンの成功と、多くのオマーン人の訪日への期待を表明した。
双方は、両国の友好協力関係をさらに深め、交流の促進に協力していくことで合意した。