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福島原発で放射能汚染された土嚢を回収するロボット

日本のメディアの報道によると、回収される袋の数は2850個で、東京電力は合計41.5トン(9万1500ポンド)であるとしている。(AFP)
日本のメディアの報道によると、回収される袋の数は2850個で、東京電力は合計41.5トン(9万1500ポンド)であるとしている。(AFP)
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21 Mar 2025 04:03:18 GMT9
21 Mar 2025 04:03:18 GMT9

東京:2011年の福島原発事故後、放射能に汚染された水を吸収するために使用された土嚢を、早ければ来週にもロボットが回収し始めると、原発運営会社の広報担当者が金曜日に語った。

被災した日本の発電所を運営する東京電力によると、チェルノブイリ以来最悪の原発事故後、2つの建屋の地下階にある土嚢はそのまま放置されているという。

土嚢の表面の放射線レベルは毎時4.4シーベルトと高く、これは「人間が近づくと死ぬ」ことを意味すると、東京電力の広報担当者はAFPに語った。

日本のメディアは、回収される袋は2850個と報じているが、東京電力はこの数を確認しておらず、総重量は41.5トン(91,500ポンド)だとしている。

袋を回収するために開発された2台のロボット(1台は動く爪付き)が、水曜日に地下フロアに設置された。

東京電力は2027年度末までにこの作業を終えることを目指している。

その後、土嚢袋は放射性物質用のコンテナの中に入れられ、建屋外の仮置き場に保管されると広報担当者は述べた。

福島の原子炉6基のうち3基がメルトダウンしたのは、14年前のことだった。

マグニチュード9.0の地震によって引き起こされた津波は、18,500人の死者・行方不明者を出した。

避難を余儀なくされ、周辺地域の一部が居住不可能となったこの原発事故によって、直接死亡したと記録された者はいない。

汚染された土嚢に加え、約880トンの放射性デブリが原発内に残っている。

このデブリの撤去は、数十年にわたる廃炉プロジェクトの中で最も困難な課題である。

原発から放射性物質を含むデブリを撤去する試みは、昨年始まった。

AFP

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