





2025年大阪・関西万博の開幕式が土曜日に西日本の都市で開催された。
人工島・夢洲(ゆめしま)の会場内にある「シャイニングハット」で開かれた式典には、天皇・皇后両陛下をはじめ、総勢1500人が出席した。
また、国際機関博覧会事務局(BIE)のディミトリ・ケルケンゼス事務局長や海外参加国を代表する要人も出席した。
ディミトリ・S・ケルケンゼス氏は次のように述べた。「55年前、1970年の大阪万博は、新しいテクノロジーが社会を再定義し、人々をより身近につなげるという、変容する世界を提示しました。今日、各国が再び大阪に集い、ビジョンを共有し、より良い未来を築くための対話を行うのです」
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催される2025年大阪・関西万博は、2025年4月13日から10月13日までの間、数千万の来場者が訪れることが期待されている。
155ヘクタールの会場は、周囲2キロの巨大なリング状の建造物(「グランドルーフ」)を中心に構成され、これは世界最大の木造建造物となる。
158の国と地域が参加する。経済波及効果は2兆9000億円と試算されている。
日曜日の午前9時に開幕し、初日は約14万人の来場者を見込んでいる。入場券は原則として電子化され、事前予約制だが、当日券は午後4時から販売され、午後5時以降の入場が可能となる。