アラブニュース・ジャパン

ドバイ: UAEのスルターン・アル・ジャーベル産業・先端技術相兼日本担当特使は、東京で開催された第2回包括的戦略的パートナーシップ閣僚会合で、岩屋毅外務大臣とともにUAE側の議長を務めた。

シハブ・アーメド・アル・ファヒム駐日UAE大使の出席のもと開催された閣僚会合では、様々な分野における両国関係拡大の機会について話し合われた。

UAEの大臣は、包括的戦略的パートナーシップの枠組みの中で進展する日本とUAEの関係に感謝の意を示した。

日曜日に始まり水曜日に終了するアル・ジャーベル氏の日本訪問では、武藤経済産業大臣、林芳正内閣官房長官との会談も行われた。

貿易、投資、再生可能エネルギー、先端技術など、両国に貢献し、持続可能性を促進する経済分野について話し合いが行われた。

さらに、UAE大臣は国際協力銀行、三井物産、国際石油開発帝石、JERA、三菱商事のCEOと会談し、両国間の民間セクターにおける協力関係を発展させることを目的とした。

今回の訪問中、UAEと日本はエネルギーパートナーシップを強化し、UAEのADNOCは日本の三井物産との間で、年間最大0.6百万トンの液化天然ガス供給に関する15年間の売買契約を締結した。

UAEは現在、日本の対GCC輸出の52％を受け入れており、GCC諸国の中では日本の最大の貿易相手国である。また、日本はアラブ首長国連邦にとって9番目に大きな世界貿易相手国である。2024年の貿易総額は約7兆円（496億米ドル）に達する。