
東京:円安が前例のない観光ブームを後押しし、日本は今年、過去最速のペースで訪日外国人旅行者数1000万人の大台を突破、3月にはすでにその水準に達していたことが、水曜日に発表された公式データで明らかになった。
日本政府観光局(JNTO)が発表したデータによると、ビジネスとレジャーを目的とした外国人観光客は先月350万人に達し、第1四半期までの累計は1054万人に達した。
昨年は4月に1000万人を達成した。
2025年通年の観光客数は、過去最高だった昨年の3,687万人を上回る勢いだ。JNTOによれば、有名な桜の季節が3月の需要を後押しし、米国とカナダからの旅行者の間で単月として過去最高の到着者数を記録した。観光客の増加とその消費は、日本経済にとって喜ばしいことである。
国民経済計算では輸出に分類される観光客による購買は、今や自動車に次いで、電子部品を抜いて日本で2番目に大きな輸出部門となっている。運輸省の速報データによれば、1-3月期の外国人観光客の消費額は2兆2700億円(160億ドル)で、昨年より28.4%増加した。昨年は8兆1000億円を記録し、前年比53%増となった。
ロイター