


大阪:開幕から10日目を迎えた大阪・関西万博は、多くの来場者で賑わっている。しかし、報道によると、現地では期待されたようにはスムーズに進んでいない面もあり、鉄道の遅延や4つのパビリオンが未だオープンしていないという問題が浮上している。
水曜日には、万博協会が来場者100万人目を迎えたと発表し、平日でも混雑が目立つようになってきている。
万博協会は、現在発生している課題に積極的に対処しており、ネパール、インド、ベトナム、ブルネイの各パビリオンを近いうちに開館することを目指しているとしている。
来場者によると、インドのパビリオンの外にはヒンディー語で「バラト(Bharat)」と書かれており、日本語(カタカナ)表記もされている。しかし、入口の自動ドアには「India Pavilion Bharat」と英語で表記されており、現在、開館に向けて準備が最終段階にあるとのことである。
一方、ネパールのパビリオンは財政的な問題により未だオープンしていない。建設を担当した会社が一部の費用の支払いを受けておらず、工事は完全に停止している状況である。
4月23日、万博協会は工事の停止を確認したが、ネパール側は引き続き出展を続ける意向を示している。
また、火曜日には大阪メトロ中央線で車両故障が発生し、万博会場に最も近い夢洲駅で多くの乗客が足止めされた。夢洲駅は来場者にとっての主要なアクセス拠点である。
大阪メトロの運営側は、乗客に対して深く謝罪し、今後このようなトラブルを防止するための対策を講じていると説明した。